こんにちは

昨日で8月も終わり、空気も秋めいてきましたね。

さて、先日アナログカメラからHDカメラのリプレイスのお話を書きましたが、今回はHDカメラの種類についてお話したいと思います。HD(High Definition)とは「高解像度」と訳すのが妥当でしょうか。今や地上デジタル放送の有効走査線(数値が高い程精細な表示が可能)1080本が当たり前の時代ですので、アナログカメラの約480本程度の画像では、とても粗い画像に見えてしまいます。対してIPカメラの世界では走査線が2160本(いわゆる4K画質)の商品もお目見えしてる様です。(価格はまだまだ高いです。)

ですが実際の所、4Kの映像を映し出すハードが普及していませんし、アナログからのシステムアップ案として、地デジ放送レベルの監視システムで十分な気もします。

現在、HDカメラの規格が多方面から発売されてますので、販売店の方も正直戸惑ってる感はありますが各商品共メリットデメリットがありますので、参考までに(私、Terrradaが分かる範囲で)まとめてみます。

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  • HDSDI・・最大1080Pで配線は基本5CFBを使用する。ケーブリングの最大長が75mで安価
  • HDCVI・・最大1080Pで配線は3C・5Cで、ケーブリングの最大長は3Cで250m5Cで500m
  • HDTVI・・最大1080Pで配線は3C ・5Cで、ケーブリングの最大長は3C で250m5Cで500m
  • AHD・・・最大720Pだが、配線のケーブリング長は3Cで250m5Cで500m市場価格が安価

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アナログカメラからのリプレイス案件の場合、既設の配線設備が3C2V若しくは5C2Vで構築されている場合が多く、なるべくコストを抑えてIP化までの「繋ぎ」のシステムとして割り切るのであれば、AHDのシステムがトータルコストが抑えられますし思い切って5CFBを敷設してHDSDIのシステムにして、IP化の際にはLAN-COAXIALのコンバーターで対応しても良いかもしれません。

弊社では、お客様にご満足頂けるよう最適なプランをご提案させて頂きます。

ちょっと真面目過ぎましたかね?これからもたまには「カメラウンチク?」を語りたいと思ってます(^^ゞ

お疲れ様でした!(^^♪